小さな銭湯の生き残り

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数か月前から通い始めた銭湯は、シャワーが冷たい。

今日は、普通の温度になっていたが、湯船の方が熱くて入れなかった。

他の人も、腰までしかつかっていないので、「熱くないですか?」と聞くと、「熱くて入れない」と言った。

湯船に入らないわけにもいかないので、我慢して1分程肩までつかってみた。

体を洗っている時、先ほどの人が、隣の水風呂の水を桶で汲んで温度を下げているのが、鏡ごしに映った。

そこで、最後はその電気風呂に入ったのだが、それでも普段より熱かった。

いつもと違い、高温のお湯に入ったからだろうか。
家に戻ると、体中からどっと汗が吹き出し、肌着がびっしょりと濡れた。

喉が渇き、たくさん水を飲んだ。
そのうちに気分が悪くなり、体調を崩してしまった。

「お客さんの誰かが、風呂が熱すぎると言ってくれるだろう」そう思って、ふと気付いた。

たぶん、客の誰かが「ぬるい」と苦情を言ったのだろう。

小さな銭湯の場合、湯船の温度は全部一定になってしまうので、すべての客の好みに合わせるのは大変だと思う。

でも、この状態では、私は銭湯を変えるしかないと思う。

ただでさえあの銭湯は客が減っているのに、今後廃業しないでやっていけるのかと心配になった。


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